太陽取り囲む光の大輪 中標津上空で「日暈」現象

中標津町上空で6月2日、太陽の周りに大きな光の輪ができる「日暈(ひがさ)」と呼ばれる現象が見られました。
気づいた人たちは眺めたり、スマートフォンのカメラで撮影に挑戦したりしていました。釧路地方気象台によると、日暈は高度の高い場所に細かい氷の粒などでできた薄い雲に太陽光が当たり、屈折した光が輪になって見える現象。「ハロ」とも呼ばれ、気象台は「それほど珍しい現象ではないが、真円になるケースは多くない」と話しています。町民(75)は「何げなく空を見た時に気づいた。昼すぎに雲が出てきて薄れていったが、これほどきれいな円になったのを見たのは初めて」と話していました。