標津の未利用地で先端技術実験

名古屋市の新興企業が標津町で、無人飛行機の試験飛行を行っています。
町は本年度、ロボットなど先端技術開発の実証実験に町内の広大な未利用地を使ってもらう「試せる大地」と名付けた取り組みをスタート。試験運用中の段階ですが、無人飛行機開発が第1号となる見通しです。実験しているのはソラテクノロジー社。東大大学院と秋田大の研究室が共同で、重さ5キロの荷物を50キロ先までプログラムの指示通りに運ぶ機種を開発しています。将来的にアフリカなどの新興国で医療物資などを配送するのが目的ということです。標津での実験について、同社のリーダーは「本州よりも平地面積が広大で、飛行機が落下した場合の人や物へのリスクが少ない。中標津空港がありアクセスも良い」と利点を話しています。