春ニシン初水揚げ

標津町内で春ニシン漁が4月1日に始まり、標津漁協所属の9隻が出漁しました。
港と沖を往復する船があるほど好調で、前年初日比53.3%増の約115トンが水揚げされました。関係者からは「今年も過去最高の漁獲量を記録した2023年並みの漁獲になるかもしれない」と期待の声が上がっています。同漁協市場によるとサイズは大きめで、雌雄選別によって高値が付き、浜値は1キロ当たり110~130円。市場に魚を入れたタンクが積み上がったため、競りは1回で終わらず、午前と午後の計2回行われました。町内では2018年以降、ニシンの漁獲が大きく伸びました。年間漁獲量は2017年の97トンから、2018年に1342トンと急増。増加傾向は続いており、2022年は2900トン、2023年は最多の3606トンを記録しました。