ホタテ秋漁出だし好調

標津漁港で秋のホタテ漁が11月13日に本格的に始まりました。
標津漁協所属の7隻が操業し、同日の漁獲量は昨年同期比6.5増の42.5トン、漁獲高は同約28万円増の約1448万円となりました。1キロ当たりの平均単価は同27円安い367円でしたが、「例年並みの価格で良い出だし」(同漁協)となりました。13日は午前4時半ごろに出港。各船は昨年4月に放流されて成長したホタテをくし状に鉄製の爪がついた「けた網」を使って漁獲しました。帰港後に競りが行われ、水揚げされたホタテが船からトラックに次々と移されまし。標津漁協は、春の稚貝放流などの時期を除き通年でホタテを漁獲しています。おおまかな漁期は1~4月(冬季)、6~8月(夏季)、11~12月(秋季)。今年は夏までの漁獲量が約1835トンと計画を大きく下回っています。