空港バスの就航間に合わず

北海道エアシステム(HAC、札幌市)丘珠―中標津線の10月29日の新規就航を前に、発着便に対応した空港バスの整備が難航しています。
担当する中標津空港利用促進期成会は「ダイヤ発表から就航までの期間が短く、準備が間に合わなかった」と説明。空港バスは現在、全日空の新千歳線3往復、羽田線1往復に対応して根室バスが中標津空港線(根室―中標津空港)を4往復運行しています。HAC便は土曜を除き1日2往復の運航。既存の空港バスを使った場合の待ち時間は、1時間半程度から3時間近い場合もあるのが現状です。このためHAC便利用者の移動は自家用車かタクシー、レンタカーなどに限られています。