標津産赤ワイン発売

標津町川北地区で町民有志が昨年収穫したブドウを使った赤ワイン「しれとこのしずく」の販売が始まりました。
初めて販売した2021年産と比べ、糖度が上がり、飲みやすいワインに仕上がったということです。町民グループ「美しい村標津産蕎麦作り研究会」が、2015年から町内の露地で育てているワイン用品種「清見」を昨年10月に収穫。房の間引きや収穫時期の調整が奏功し、ブドウの糖度は19.1で前年の18.02を上回りました。めむろワイナリー(十勝管内芽室町)に製造を委託。アルコール度数は10.5%で、ミディアムライトボディーの赤ワイン482本が完成しました。今年7月には同地区で試飲会が開かれ、町民グループのメンバーや町長らが参加。ワインに詳しい同地区の酒販店の店主は「清見らしい香りが出ており、バランスが良い。心地よい酸味で、ザンギなど油っぽい食事にも合うと思います」と講評しました。7月10日から同地区の合田商店と山本商店で、1本4,400円で販売中です。