標津町内の飲食店「あかつきダイニング」は、町産のエゾシカ肉を使用した「シカロースト丼」（1300円）を3月から販売しています。
店主の小松暁宏さんは「町内で地場のシカ肉を食べられる場所は少ないので、シカ肉に親しみを持ってもらうきっかけにしたい」と話しています。約１年がかりで開発した丼は、温かい白飯の上にほんのり薄桃色のシカ肉が７、８枚並ぶ見た目にも美しい丼。肉は厚さ約5ミリで、ほどよくかみ応えがあります。素材本来の味を感じてもらうため味付けは塩こしょうのみで、わさび醤油をかけて頂くスタイルです。町内の施設で加工されるシカ肉は新鮮で、１歳半の若いオスだけを使用するためとても軟らかい食感です。